☆始めに☆
もうそろそろ時期外れ気味なシスタープリンセスのレビュー日記です。「妹」という存在に憧れ・幻想・妄想・羨望・トラウマ等をお持ちの方は、是非一度プレイしてみては如何でしょう？
☆お断り☆
このコーナーはシスタープリンセスを私なりに見た姿を語っております。もしこのファンの方がこの日記を見て怒り・殺意・恨み・狂気・妬み・嫉みをお持ちになられても、当方は一切関与致しません。
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第６章「電波＋前世系妹・千影」
ようやっと５人目である。まだまだ道は長く、その道のりは例えるならばシルクロード並に、いやいや地球から月までの距離並に、はたまた地球からイスカンダルまでの距離並に長く遠い。だが長いからといってダレている場合ではない。少なくとも８月末にはこの企画を満了させて、次なるステップを踏まねばならぬのだよ。もう次の企画は決まっているのだ。ここでモタつくと、余計にやる気を喪失してしまう。ここが踏ん張り所だ！気合入れてＬｅｔ’ｓ ＧＯなのだ！！、とか言ってる傍から未だ「アーマードコア２ アナザーエイジ」にはまり込んでいる馬鹿正直な私が伝説の鐘の下で告白しても良いほど大好きである。
前回と同じネタを使ってる場合でもないので、さっさと攻略を進めていく事にする。今回の攻略キャラは「千影（ちかげ）」というキャラで、兄呼称は「兄（あに）くん」。……チト苦しくありません？何かもう方向そのものが危ぶまれて来ているようだ。そんな彼女は怪しい呼び方通り怪しい人です。どう怪しいかと言えば、タイトル通りと言うのが一番早いでしょう。
キャラ紹介
クールでミステリアスなムードの妹。
口数が少なく、何を考えているのかわから
ないことが多い。オカルトや魔術の研究
が好きで、お兄ちゃんを使って人体実験
したりも？
（取説抜粋）
だとよ。推定年齢は中学くらいだと思うのだが、今回のキャラも別の意味でギャルゲーの定義を根底から揺るがす危険なキャラである。年齢云々はともかくとして、言動・性格に問題が山積みである。ギャルゲーにも根暗なキャラは幾らかいるが、彼女はランク的にもかなりのものである。「やあ兄くん、まだ生きてたんだね」とか「……兄くんは虫の知らせって信じる？」とか「じゃあ、また来世……」とか言われてあなたは萌えますか？私は一切萌えませんでした。
そして彼女には拉致癖があります。奴流夏が街に繰り出そうとしたのに、いつの間に千影の部屋に連れて行かれてたり、メールを返信した途端、千影の部屋に連れて行かれてたりと、何かと催眠誘導がお好きのようです。で、その度に妙な薬を飲まされたりと実験動物のモルモット同然の扱いを受け、奴流夏は生死の境を行き来するのだが、気が付くと自分の部屋という猟奇的な日々が送られる。
んで、そんな彼女には更にブッ飛んだエピソードが用意されていました。ある日、奴流夏は例によって催眠誘導で千影の部屋に拉致られます。なんか異界の扉とやらに入り、千影は自分の正体を奴流夏に明かします。
千影：「私は実は魔界の人間なの（うろ覚え）」
はぁ、そうですか……もう話が突飛過ぎて、何を言って良いやら……妹ゲーじゃなかったの？
千影：「私の父は魔界の王なの（うろ覚え）」
もうどうでもいいです……。
千影：「お父様、この人との結婚を認めてください（うろ覚え）」
……だから兄妹じゃ……今更だけど……
千影パパ：「ぐおおおぉぉぉ！！！！」
お父上は人語は解しても、喋る事はできないらしい。
千影：「そんな！どうして？（うろ覚え）」
………なにやらパパは御立腹のご様子。
：
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結局、揉めに揉めて奴流夏は強制送還され、何故か自分の部屋。でも数日後、千影が突然やってきて「父は説得した」みたいな事を言って、そのまま奴流夏を魔界に誘拐。一躍奴流夏は魔界の貴族に成り上がったとさ。めでたしめでたし……って、ちっともめでたくないじゃないか！！おいおい、このまま終わっちまうと奴流夏は世捨て人ッスよ？残り１１人の妹が泣き喚くぞ。ていうか、奴流夏パパはどっからこんなの拾ってきたんでしょう？奴流夏パパは魔界でも顔が利くとか………嫌な父親もいたモンである。
ギャルゲーキャラの癖に萌え要素が微塵も無い彼女、ひょっとしてこれは製作スタッフなりの妹属性連中への挑戦状なのだろうか？悔しかったら萌えてみろ、彼女を愛でる事が貴様らに出来るか！？などのむさ苦しいまでの熱いメッセージが込められているのかも知れない。まぁ私にはどうでもいいし〜。彼女の長所はＣＶが川澄綾子だという事くらいである。匿名キボ夫氏に朗報である。彼ならこのキャラで萌えられるかも知れない。私が知る知人の中で可能なのは彼位なものだ。頑張れ！！キボ夫！！！屍は拾ってあげますよ。
彼女に対する私の評価（１０点満点）
好感・・・３：正にこのゲームの製作スタッフを象徴するようなキャラ。
殺意・・・７：これも妹系なのか………？恐るべし（恐）