シスプリ鎮魂歌

☆始めに☆
 もうそろそろ時期外れ気味なシスタープリンセスのレビュー日記です。「妹」という存在に憧れ・幻想・妄想・羨望・トラウマ等をお持ちの方は、是非一度プレイしてみては如何でしょう?

☆お断り☆
 このコーナーはシスタープリンセスを私なりに見た姿を語っております。もしこのファンの方がこの日記を見て怒り・殺意・恨み・狂気・妬み・嫉みをお持ちになられても、当方は一切関与致しません。

序章 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章
第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章
第12章 第13章 終章

序章「戦火再び」
 シスタープリンセス、その名を知ったのはセンチメンタルグラフティ2のレビューを完了させた4月の頭である。ジャンルも画面もロクに知らないその状態で周囲から流れてくる情報といえば、やれ電波だとか、やれ妹への願望だけで作られたゲームだとか、果ては製作スタッフはクスリやってるんじゃないか?とか、入ってくる情報は凄まじいものばかり。をいをい、そんじょそこらのギャルゲーじゃないんですか?
 まぁその他の情報を整理した結果、妹を愛でるゲームだという事位は判明した。だが、そんな電波だとか言われてるような、危険極まりないゲームなぞ、当時(現在も)の私には購入するような資金は無かった。例え資金面での都合が付いたとしても、十中八九買わないだろうけど……。かつて「センチメンタルグラフティ2」を私にレビューを作成させる為だけに買って、その場で現物を渡すという暴挙に走った友人・マサPもバイトを止めてしまったので、そんな道楽(嫌がらせ)に費やす資金も無い。どうやら今回はこのゲームにはノータッチで済むらしいとか思ってる矢先、伏兵は意外な所に潜んでいた。
 伏兵の名は友人「叢雲かじき」。この当時は就職も決まり、神奈川への引越しやらに追われていた。そんな彼が神奈川に旅立つ時に私に一言残していった。
かじき:「シスプリ買って送るわ………」
 どうせ冗談だろうと思い、私は言わなきゃ良いのに「かかって来いや!!」などと強気の発言。当時はセンチ2のレビューから解放され怖い物知らずの状態だった。その後暫くしても例のブツが送られてくる様子は無かったのでホッと一安心も束の間の事であった。ある日、友人「士狼」さんが何を思ったのか私の目の前で例のブツを購入。どうもシスプリというモノは私の友人達の間で蔓延しているらしい。幸いなのは士狼氏がマサPと同じように買ったその日に私にいきなり現物を渡すという暴挙に走らなかった事である。
 ゴールデンウィークになってかじき氏は帰ってきた。例のブツを携えて………。
かじき:「約束どおり、やってもらうぞ……」
MELT:「野郎………憶えてやがったのか……」
かくして、本当にシスタープリンセスをやる羽目になってしまった。あぁ………またかよ(泣)



 んで、ブツを受け取って3日後………
MELT:「うおぉぉぉ!!!スパロボα外伝サイコ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
………だからやれって……。
気を取り直して更に1週間後、いつまでも逃げてはいられないので、気力を搾り出してゲームに臨む。
(西暦2001年4月〜5月)

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