シスプリ鎮魂歌

☆始めに☆
 もうそろそろ時期外れ気味なシスタープリンセスのレビュー日記です。「妹」という存在に憧れ・幻想・妄想・羨望・トラウマ等をお持ちの方は、是非一度プレイしてみては如何でしょう?

☆お断り☆
 このコーナーはシスタープリンセスを私なりに見た姿を語っております。もしこのファンの方がこの日記を見て怒り・殺意・恨み・狂気・妬み・嫉みをお持ちになられても、当方は一切関与致しません。

序章 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章
第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章
第12章 第13章 終章

第5章「独逸産の強襲型妹・春歌」
 西暦2001年5月から12人の妹に苛まれて続けてもうすぐ3ヶ月が経とうとしているのだが、こんなにやる気の削がれるゲームは「ずっといっしょ(TOSHIBA EMI)」以来である。あのセンチメンタルグラフティ2ですら1ヶ月で満了したのに、このゲームは未だ半分を差し掛かった所で停滞している始末。あぁ困ったものだ。本当はこの時期で終わらせている予定だったのだが、所詮は予定に過ぎなかったということである。7月中は殆ど絶望的なので8月末を目途に頑張ってみるさ。
 と、息巻いている端から「トゥルーラブストーリー3」なぞに耽っていたりする。あぁ癒し系………。と、いつまでも逃げている訳には逝かないので、そろそろ本腰入れて逝ってみるさ、とか言ってる傍から「アーマードコア2 アナザーエイジ」にドップリ浸かってたりする意志脆弱な自分が私は伝説の木の下で告白しても良いほど大好きである。
 だが、やらない訳にはいかないので攻略を進める事にする。今回の攻略キャラは春歌(はるか)というキャラ。兄呼称は「兄君様(あにぎみさま)」だ。どうやらこの辺りから兄への呼び方が怪しくなり始めているようである。やはり12種類の兄の呼び方には無理があったようだ。ドイツ育ちで日本の大和撫子を目指して修行中の女の子、と言えば聞こえは良いが、お約束通り少々日本カブレ気味。ドイツ育ちの設定もあまり生かされてなかったりする。無理に外国から来たという設定にせずに素直に日本国籍にした方がキャラを活かす事が出来たような気がするのは私の気のせいなのだろうか?

キャラ紹介
素敵な大和撫子になるため、茶道、華道、
舞、唄の稽古を積み、そのうえ武道も
たしなむ。着物がよく似合う、夢見がち
な娘。ドイツからやってきた
(取説抜粋)

 だそうである。推定学年は中学2〜3年、日本カブレで少々夢想癖のある少々おイタな女の子。多少言い過ぎの感が無いでも無いが、まぁ概ね合ってるから問題ないだろう。ちなみにどうでもいい事だが撫子とは、思わず撫でたくなるような可愛い子の事だそうです。ホントにどうでもいいですね。やはり大和撫子を目指すのは兄の為だそうです。愛する兄を守る為に武道をたしなむ妹、良い話じゃないですか。兄妹愛じゃないですか(多分)。愛する兄の為に道を尋ねようとした人をブッタ斬っても良いじゃないか……ってオイ、辻斬りかよ(汗)。彼女曰く「家を出れば7人の敵がいると言います。私が命を賭けて兄君様を御守りいたしますわ(うろ覚え)」だそうです。尚、彼女の習っている武道とは薙刀であり、道を尋ねようとして斬られた悲運の通りすがりの男性は薙刀で斬られたという事になります。彼女は薙刀を常備しているのだろうか?法に触れているのではなかろうか。道を尋ねようとして斬られた悲運の通りすがりの男性の生死はその後語られることはありません。語られないと返って怖い事ってありませんか?
 そんな彼女は常に着物姿である。多分学校でも着物なのだろう。う〜む、ここまでやってこその大和撫子なのだろうか、それともやり過ぎなのだろうか、もう判断するのも疲れてきました。皆さんはどう思いますか?そんな悩ましい彼女は登場するときは尺八の音をBGMに桜吹雪が舞う中登場します。時代劇好きな本人曰く、時代劇ではこういう登場をしていたそうである。今時の時代劇でもそこまではせんだろう。いや、遠山の金さんがあったなぁ……まだやってたっけ?もうやってないよな。でも、いちいちエフェクトまで用意して登場する彼女、そこまで大掛かりな事をする以上、奴流夏がそこに現れるのが事前に判っていないといけない。予知能力か、はたまた待ち伏せか。後者だとしたら、彼女はストーカーのケありか?う〜〜〜む、大和撫子はストーキングもするのか……恐ろしや。あまり短所ばかり挙げるのも気が引けるので長所を挙げておきます。素敵な大和撫子を目指すだけあって、お料理が上手なようです。現代の日本では女性でも料理がロクに出来ない人が多いそうです。この発言が男女差別だとか古い考えだとか言う人がいるかも知れませんが、こういう事を言っている人に限ってそれに該当したりするようです。まぁ中には料理は出来るが面倒だとか言ってる人もいるみたいだけど……。
 ちなみにゲーム中、彼女の凶刃に倒れる不幸な人は2人います。年老いたお婆さんもその手に掛けられそうになりましたが、奴流夏が止めたので大事には至りませんでした。流石にお婆さんが斬られる事に気が引けたのでしょう。って、他の2人の時も止めてやれよ!!ついでに前回の補足、忌まわしき妹亞里亞はフランスから来ました。でも、フランス語は喋りません。無論、春歌もドイツ語を喋ったりはしません。

彼女に対する私の評価(10点満点)
好感・・・6:ここまで豪快にブッ飛んでいると返って爽快である。
殺意・・・3:……でも辻斬りはいかんよ(汗)。

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