シスプリ鎮魂歌

☆始めに☆
 もうそろそろ時期外れ気味なシスタープリンセスのレビュー日記です。「妹」という存在に憧れ・幻想・妄想・羨望・トラウマ等をお持ちの方は、是非一度プレイしてみては如何でしょう?

☆お断り☆
 このコーナーはシスタープリンセスを私なりに見た姿を語っております。もしこのファンの方がこの日記を見て怒り・殺意・恨み・狂気・妬み・嫉みをお持ちになられても、当方は一切関与致しません。

序章 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章
第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章
第12章 第13章 終章

第10章「鉄人の妹・白雪」
 残りあと4人とラストスパートに差し掛かるシスプリ鎮魂歌。やはり中盤越えた辺りからがツラい全員攻略。だが、ここでヘコんでいては馬鹿ゲーエッセイスト(自称)の名折れだ。出口は近い、ぶっ倒れるなら出口を出てからだ!!!でもキャラが好きになれないギャルゲーなんて拷問に近い。それでもやり遂げようとするアホな私が伝説の大衆食堂の中で告白しても良いほど大好きである。もうそろそろネタが尽き始めてきた某ギャルゲー告白ネタシリーズ、くどいようだがそんな所で告白するゲームは無いし聞いたことが無いので、決してゲームを探さないで下さい。告白はもっとムーディーな場所でしましょう。
 さて今回の攻略キャラは白雪というキャラ。兄呼称は「にいさま」、やはり“様”付けで呼ぶのはどうかと思うのだがなぁ……。彼女の推定学年は中学1〜2年くらいか。古今ギャルゲーでは料理の出来るキャラは大概人気がある。やはり世の男達の理想は家庭的な女性なのだろうか。それはすなわち、料理が出来る事。そう、かつて恋愛シュミレーションのパイオニア的存在としてその名を馳せたKナミの「と○め○メモ○アル」の虹○○希もお料理上手というステータスであの二重人格ヒロイン・○崎○織を出し抜いた。かつては一世を風靡した葉っぱの「T○ H○A○T」の丸チだってお料理が……出来て無いじゃん……。だ、大丈夫!!!アレは学習型だからそのうち出来るようになる!……じゃあ、神○あか○は?何でTOPになれなかったの?………………うぅぅむ……とにかく料理の出来るキャラはキャラ人気で常に上位に君臨しているのだよ!!!

キャラ紹介
お料理が大好きで、お兄ちゃんにご飯を
作ってあげるのが生きがい。料理の研究
に余念がない努力家だが、かなり独創的
な料理が出てきて驚かされることも
多かったりする。
(取説抜粋)

 まぁ料理というキーワードで今回の話を始めたのだが、今回のキャラはそのお料理上手ステータスの持ち主。学校が違う(でも隣にある)のに毎日わざわざ奴流夏に弁当を作ってきてくれる。ここまでなら良いキャラだと思うでしょう。フリル系の服装が私的に少しばかりカチンと来る事と、ブラコンを通り越した言動を除けば。だが、キャラ説明にもあるように彼女の作る料理は結構エキセントリックなモノが多かったりする。幸い、味まで独創的ではないようだが、もう一つ追記することとして殺人的に量が多いというところである。

〜私が驚愕した彼女の弁当達Best3〜
第3位・・・DHAオリゴ糖入りヨーグルトかけチキンピラフ
第2位・・・フルーツ寿司50カン
第1位・・・白雪特製七色みぞれ鍋


 3位の料理なのだが、チキンピラフにヨーグルトをかけるというのは世間一般ではどうなのだろうか?私的にはかなり致命的な気もしないでもないのですが、奴流夏は美味いと言っていました。本心かどうかは別にしといて…。これの他にもその日はチキンバスケットやミートパイ等が弁当として出されました。奴流夏が愕然とするくらいだから余程の量だったのでしょう。
 2位の料理、実在するのかどうかは取り敢えず置いといて、50カンはちょっと多すぎませんか?酢飯の上にリンゴやらパインやらバナナやらが乗っているのを想像するに、あまり美味しい物とは思えない。50カンといえば、回転寿司の皿に変換して約25皿。食べる人なら食べれる量だろうけど、私はムリです。乗ってるネタを考えると余計に無理そうです。
 そして輝ける第1位……って言う時点でもう弁当でも何でも無いような気がするのですが、七色って一体鍋の具は何なんでしょう?鶏肉と白滝は確認できましたが、その他は不明です。そして具よりも気になったのは、彼女は学校まで鍋を持っていったのでしょうか?フリルのドレスで鍋を背負って歩く姿……あぁ何てシュールなんでしょう!更に気になるのは、彼女はその鍋に具を入れた状態で学校まで行ったのか、それとも学校で調理して兄の元へ向かったのだろうか?……気になって夜も眠れません。無論、冷えた(それとも元々火の通ってない)鍋など何の価値も無いので、気の利く妹・白雪は固形燃料まで用意しておりました。もしこれを見て、「あぁ何て気の利いた健気な妹」とか思っている人は、休んだほうが良いです。疲れてるんですよ、きっと。一日ゆっくり睡眠を取れば、翌朝には多分元気になってるはずですよ。
 と、まぁ弁当とはいっても、あまり弁当らしいものは持ってきてくれません。そんな彼女は茶目っ気旺盛で魚屋ワニを注文するという暴挙に走ってくれます。無論、魚屋の親父がワニなど仕入れる訳も無く、彼女にイチャモン付けられてしまいます。不憫な魚屋である。そういえば昔、ワニを食わせる店っていうのが流行ったなぁ……定着する事も無かったが…。鶏肉のような味がするとは聞いた事があるような気がするが、食べた事は無いので真偽の程は不明。
 あと、シロナガスクジラの尾の肉とかほざいてたなぁ……。割と昔の話だが、何処ぞの偽善国家が捕鯨禁止を強要して以来、鯨肉など口にすることは無くなったなぁ。小学校の頃に何回か出たことがあるような気がするが、味は思い出せない。思い出せない味という事は、大して美味しくなかったという事だろう。鯨なんかイイから牛を出せ!Beef!!!そういえば、まだ捕鯨禁止って生きてる話なのだろうか?まぁ生きてないとしても、今更鯨肉なんて進んで食いたがる奴もそういないだろう。
 なお、彼女は語尾持ちである。「〜ですの」だ。この語尾を聞くと、TVアニメのビックリマンのキャラ「十字架天使(後半になってアローエンジェルにクラスチェンジ)」を思い出す。古いなぁ……このネタに付いて来れる奴は果たしているのだろうか?

彼女に対する私の評価(10点満点)
好感・・・6:取柄があるだけいいじゃないか。
殺意・・・4:フリルの服装は私にとって鬼門である。

TOPへ
次の章
前の章