シスプリ鎮魂歌

☆始めに☆
 もうそろそろ時期外れ気味なシスタープリンセスのレビュー日記です。「妹」という存在に憧れ・幻想・妄想・羨望・トラウマ等をお持ちの方は、是非一度プレイしてみては如何でしょう?

☆お断り☆
 このコーナーはシスタープリンセスを私なりに見た姿を語っております。もしこのファンの方がこの日記を見て怒り・殺意・恨み・狂気・妬み・嫉みをお持ちになられても、当方は一切関与致しません。

序章 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章
第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章
第12章 第13章 終章

第7章「アナーキー・イン・ザ・UK妹・四葉」
 ようやく半分に差し掛かり、レースは中盤に入ってきました。前回のセンチ日記ではこの辺りでスタミナ切れの為ペースダウンしてしまった訳なのだが、今回はもう少し持続出来そうな気がするようなしないような(意味不明)。世間はFF]やらタクティクスオウガ外伝やらでご盛況のようだが、何故私はこんな癒されないギャルゲーをやらねばならぬのだろうか?とても理不尽に思うが、「アーマードコア2 アナザーエイジ」が未だに面白くてしょうがない硬派な私が伝説の井戸の前で告白しても良いほど大好きである。
 第5章くらいから何かと某ギャルゲー告白ネタに拘っているが、井戸の前で告白するゲームはありません。あったとしても私は知らない。今回攻略のキャラは貴族の国イギリスから来た「四葉」というキャラ。兄呼称は「兄(あに)チャマ」である。何でいちいちルビ振ったかというと、他の妹の兄呼称「おにいちゃま」に被ってしまうからである。まぁそれだけ。何かと曲者の多いこのゲームだが、彼女も多分に漏れずかなりの曲者である。英国帰りとはとても思えないインチキ英語、プレゼント妹3人組の中で唯一異国語を発するのだが、どうにもこうにもインチキである。おフランス帰りの某赤塚キャラ並にインチキである。あぁインチキ!

キャラ紹介
イギリスからやってきた、自称・名探偵
の妹。いつもお兄ちゃんの行動を
チェックしている、お兄ちゃんマニア。
「チェキ!」が口癖。かなりブッ飛んでる
性格の元気娘。
(取説抜粋)

 えぇブッ飛んでますとも、えぇ。推定年齢は……なんか推測しづらかった。多分小学生真ん中かチョイ下。何にしても恋愛ギャルゲーとしては微妙である事に変わりは無い。何でこう微妙な年頃ばかりなのだろうか?これはアレか?年齢さえ明確にしなければソフ倫も通るってアレと同じですか?おっと、これ以上はブラックメンに盗聴される恐れがあるからこれ以上は言わない。これを見ている君も余計な発言は控えた方がいい。キミとボクの約束だ!
 話がチト逸れてしまったが、彼女は英国にいた頃から祖父より兄のことを聞いていた様で、兄という存在に相当な入れ込みがある御様子。帰国後は兄・怒流夏の生態を調べるべく、スパイカメラで盗撮する、木の上から監視する、奴流夏を後ろから尾行するなどと相当ご執心である。だが、妹よ……世間ではそれをストーキングというのだよ。まぁすぐにバレてるので未遂と言えば未遂と言えなくも無いし、年齢のせいもあって奴流夏も寛容であるのだが、これがもう少し年齢を重ねると子供のお茶目から犯罪に変わっていくのである。あぁ恐ろしいわ。彼女は犯罪者予備軍?この若さで……と、思うと少し痛い。
 あまり非道い事ばかり挙げるのも難なので、ここいらで少々フォローなどを。まぁ四葉は微妙な年齢だ。まだ誰かに甘えたいたい年頃なのだろう。で、そこに程よくやってきた甘える対象の奴流夏がいるのだ。子供の甘えるカタチは色々である。ベッタリくっついてまとわりついたり、突っ張ってみたりなどなど。要するに構ってもらいたい訳であって、そんな訳で少々ストーキング紛いな事しても、甘えたい年頃の子供の行動だと思えば可愛いものだと思う…………多分。
 インチキ英語とは言ったものの、この手のゲームの英語は殆ど例外無くインチキである。英語圏からやって来たからといって、喋りが全て英語だったら恐らく萌える事しか能の無い連中では付いては来れまい。いや、私も英語が解るのか?と聞かれてもデカイ口叩けるほど解っている訳でもない。そもそもそこまで英語力のある声優が今いるんでしょうか?台本さえあればやってのけるのがプロなので喋りはするでしょうが、発音云々は…求める方が酷ってモンでしょう。最も、英語と日本語を変にミックスさせたテキスト自体にもインチキ臭がプンプンである。いっそ英語は切り離した方が良かったのでは……。
 最後に口癖の「チェキ」だが、口癖というだけあってあらゆる局面で使われる。で、この口癖は周囲への影響力が強いらしく、一時期私の知り合いが何人かこの口癖をたまに発するようになっていた。こういうゲームの語尾や口癖は蔓延させてしまえば勝ちである。「にょ」だったり「にゅ」だったり「ぎょ」だったり………「りゅん」だったり(汗)。と、いう事は彼女は勝組か……う〜〜〜む、侮り難し。

彼女に対する私の評価(10点満点)
好感・・・5:やはり語尾・口癖を持つキャラは強い。
殺意・・・7:でもストーキング……(恐)

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