探索しつつ三次に向かう途中、誰が見ても明らかに廃屋以外の何ものでもないものを発見する。ある意味今回のキモ。







 誰の目から見ても立派な廃屋である。正に廃屋満タンって奴である。いつ打ち棄てられたのかは知らないが、こんな中途半端に残さずにいっその事完全に破壊すれば良いのに………。





 別の角度から。これでも住んでいると言える奴は相当の猛者である。まぁ………雨くらいならどうにか防げなくも無いが…………。





 屋内。何とも開放的な物件ではないか。足場はかなりタイトだが……。ちなみに左側に写っているのはこの家の住人でも、かつて住人だった幽霊でもなく、同伴していた友人である。





 居住性の欠片も無い屋内にて、色んな意味で浮いている物体を発見。死に絶えて久しいあばら屋の中にありながら、これだけはまだ生きていると主張しているような気がしてならない。まぁ電気は通って無いだろうから、死んでいるといえば死んでいるんだろうが、案外持って帰ったら使えたかも知れない………持って帰らなかったけどな。





 正面玄関だったと思われる。表札はあったんだろうが、剥がされている。勝手口だったところにあった郵便受けにも名前が書かれていなかったので、ここに誰が住んでいたかは不明。知ったからといって得する事も無いだろうが。


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