県道30号線を道なりに進み、国道186号線に入って峠を越え、広島県廿日市市から山口県錦町の県境、国道434号線に入る手前にそれはあった。






(クリックすると少し接近した写真が表示されます)



 見事なまでの寂びれっぷりである。ここが峠のドライブインだったのか、レストランだったのか、それとも別の施設だったのかは知る由も無い。ここが放置されてどれだけの年月が経ったのだろうか。

 写真からも想像が付くように、地面は殆ど舗装されておらず、伸びるに任せたっきりの雑草、砂利ばかりである。錆びた屋根、剥がれた壁の塗装、色褪せ切って最早何が書かれているか解読不能な看板、放置された自販機には歴史を感じさせる随分以前のデザインのジョージア缶が。

 視線を左に移すと、これまた長い事放置されている廃屋が。






(クリックすると気になるものが…)



 倉庫だったんだろうか……あまりそそるものは感じられなかったが、倉庫(?)の右側面に一際目を引いたものを発見した。が、まぁそれは別項で記述するとしよう。

 まぁこっちのほうは建物そのものにはそんなに興味を引く要素が無かった。寧ろ付属物に全てが集約されていたと言っても過言ではない。

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