鯖(さば)


 サーバの事。サーバって何?と尋ねられると当方もかなり困るが。一応事務的に……。

 コンピュータネットワークにおいて、クライアントコンピュータに対し、自身の持っている機能やデータを提供するコンピュータのこと。インターネットにおけるWWWサーバなどが該当する。また、クライアントソフトウェアに対し、自身の持っている機能やデータを提供するソフトウェアのこと。

 て事らしいです。サーバが何で鯖になったのかは当方もやっぱり知らなかったりする。

 2ch用語。


死にスキル


 ゲーム中において使い所が微妙、若しくは使い物にならないスキル(技だったり魔法だったり)。ネタに使ったり、取得したいスキルの取得条件に死にスキルがある為、止む無く取った等、実用的な要素は皆無である。知らずに取得したスキルが実は死にスキルでした、では結構やるせないので、情報収集は怠らない事が肝要。

 ただし、バランス調整などの為に当てられたパッチによって、突如死にスキルが重要な位置を占めるようになったり、逆に今まで猛威を振るっていたスキルが死んでしまう場合もあるらしいので気を付けろ!!


スクリーンショット


 ディスプレイに映っている画面の状態を画像として保存する機能。大抵のゲームには付いている機能。プレイ日記等のホームページ貼り付け画像や不正現場の証拠物件として使われる。

 とはいったものの、後者の場合は、ほんの少しの技術と手間があれば簡単に改竄できてしまうので、決定的な証拠として使えるかどうかは疑問が残る。


スタートダッシュ


 βテストや正式サービス、各種イベントなどの開始直後の数日間は取得経験値やアイテムドロップ率が通常時よりも割高であるケースが多い。まぁそれらの開始時から数日をスタートダッシュと言うようになったとかどうとか。

 このスタートダッシュでどれだけ他人(同じスタートダッシュをした人間や後から来た新参者)に差をつけるかでゲーム内での地位が変わってくる。期間内にレアアイテムをせしめる事が出来れば、その相場を自分で構築する事も可能だし、高レベルの狩り場も誰にも邪魔される事無く独占できる。

 言い方を変えれば、この期間で「廃人」と「一般人」の垣根が出来てしまうとも言う。廃人はどんどん先へ進み、レアアイテムを一般人に高額で吹っ掛け、一般人は廃人のお下がりをなけ無しの金を使い果たして購入する。そうする事により一般人から廃人へ大量の金が流れ、廃人は使い切れないほどの金を貯蔵し、一般人は細々と金を稼いでは、レアアイテムと引き換えに金を献上する。「廃人」=「勝ち組」、「一般人」=「負け組」と揶揄している人も少なくは無い。

 こうしてMMORPG上におけるパワーバランスが構築されていくのである。このヒエラルキーを覆すのは実質無理ではなかろうか。勝ち組となった廃人達はそのゲームから離れる事は無く、ゲーム上で神を気取り続ける。一般人ではとても費やせないような時間を浪費し、大量のレアアイテムを取得し、一般人から金を搾取し続けるのだ。

 まぁそれが悪いとは言わないが、所詮はゲーム上での事に過ぎないという事を踏まえておく事を忘れてはならない。廃人であればあるほど現実での存在感が希薄だというケースは少なくない。なので、勝ち組とか負け組とか細かい事を考えずにゲームそのものを楽しもうという心掛けが一番大事なのではなかろうか。廃人には廃人の楽しみ方、一般人には一般人の楽しみ方ってのがあるでしょうに。


正式サービス


 βテストを経て、製品として運用可能になった段階。正式サービス化に伴い、ゲームは課金制になり、プレイヤー側は月1単位でプレイ料金を支払う義務が生じる。支払い体系は主に電子プリペイド(代表的なのが、WebMoney等)やクレジットカード。

 払わなかったからといって、後に支払請求が来る訳ではないが、払わないと払わないでゲームが出来なくなるだけである(やろうとしてもサーバ側で蹴られてゲームが進行しない)。未接続の状態が何ヶ月か続くと自動的にアカウントが消失すると、公式サイトの規約に大抵は記述されているが、私はとあるネットゲームで半年以上アカウントを放置した事があるが、消えずに残っていたというエピソードがある。まぁ企業側にとってネットゲームの成績はユーザー登録数と同時接続数なので、自動削除は基本的にしないらしい(当て寸法)。

 よく正式サービス移行前後になると、BOTやチーターがいなくなると、誰が言ったのか解らないような神話がゲーム中に蔓延する傾向があるらしいが、実際はそんな夢見がちな事実は存在せず、BOTもチーターも元気に動き回ってたりするのが現実だったりする。何のゲームかは敢えて言いませんが。
 「嘘はその人が望んだ願い」、というフレーズを何処かで聞いたことがある(どこだったかな……)が、その嘘(神話)が蔓延するという事はプレイヤーの大半の願いだという事なのだろうか。しかし、BOTやチートなどの不正ツールの対策は永遠のイタチゴッコなので、運営側の対応が追い付かない、対策を練ろうにも技術力そのものが不足及び欠落している、ハナッからやる気が無い……等、対策の遅延や放置には様々な背景があるが、一つ言える事としては運営側にとっては月々の料金さえ支払ってくれるのなら「BOT・チーターもまた客」だということである………少なくともあの運営会社はそうらしいです。

 そんな運営側の態度が気に食わないのなら素直に辞めてしまう事を推奨します。どれだけ抗議しようと、愚痴ろうとも運営の態度が変わる事はありません……って正式サービスの意味から外れまくり。