狩り


 フィールドやらダンジョンやらで敵を倒す行為。PvE(Player vs Enemy)。日本でサービス中の大半のMMORPGで使われるであろうと思われる単語。決して冒険だとか戦闘だとか言われない辺りが、MMORPGの戦闘の単調さを象徴している。

 レベル上げ、レアアイテム………狩りの目的はこの2つに終始される。他は無い。資金稼ぎはこの2つから伴う副次的なものに過ぎず、レア(モノにもよる)が出た時点で、どうでも良くなってしまう要素なので目的として該当するかどうか微妙である。


癌呆


 正式名称「GunHo Online Entertainment,Inc.」、通称「GunHo(ガンホー)」の蔑称。他にも「癌崩」、「癌砲」など、人によって変換方法はマチマチだが、元祖は多分コレ。最近では「癌」と一文字で略されるのが主流だろうか。

 杜撰な運営管理、客を客とも思わぬ見下し切った対応等、良くも悪くもMMORPGの運営会社としては最もメジャーな組織である。GunHoとくれば、自然とRagnaokOnline(略称:RO)と関連付けられる。RO以外にも複数のゲームを運営管理しているが、ROさえ健在なら他はどうでも良いらしく、他のゲームのユーザー獲得にはあまり積極性は感じられない。

 蔑称、である事は間違い無い筈なのだが、「死ね癌」、「癌仕事しろ」などと口癖のように叫び続けるにも関わらず、ROから離れないユーザー達の姿を見ていると、強ち「尊称」とも言えなくも無いのかも知れない。

 関連用語になるかどうか不明だが、GunHoを口汚く罵りながらも結局は金を払って毎日接続している人達の事を、「患者」だとか「金づる」だとか言うらしい。最近だと「癌畜」という言葉もあるようだ………うん、言い得て妙だ。


ギルド


 正式には「組合」とかの意味。ゲーム上だとPTより1段上な扱い(?)。「ギルド」の呼ばれ方は様々だけどこれが一番メジャーな呼称。

 特に目的が無い場合はPTの延長の仲良しサークル的な存在で済むのだが、これがGvGやレアゲットなどのある程度の目的意識がある場合は、ギルドによって制約が色々設けられている(ギルドによってマチマチだが、結構キツい所もあったりする)場合があるので、ギルドに入る人も作る人も気を付けないと、後々痛い目を見るかもしれない。

 他にも「クラン」とか「血盟」とかゲームによって微妙に呼称が違う場合もある。


クレクレ君


 これもどっちかっていうとネットゲーム用語というよりは2ch用語になるのだろうか。やたらとアイテムとかをタダでせがむ種族の事を指す。

 アイテム恵んでも毒にも薬にもならないどころか、名前憶えられて再度せびられる恐れがあるので、あんまり甘やかさない事が肝要。言うまでも無いが、人に尊敬される行為とは言い難い。

 クレ厨とも言われるから、厨房の一種とも言える。


結婚


 けっ-こん【結婚】 男女が夫婦になること。婚姻。(小学館 新選 国語辞典 第六版より抜粋)

 ネットゲーム上(まぁ主にMMORPG)で、男キャラと女キャラが夫婦だと主張する事。まぁ要はごっご。キャラになり切ったロールプレイと言えば聞こえは良いが、ロールプレイの概念が理解出来ない大半の人間からしてみれば「寒い」「キモイ」以外の何者でもない。
 リアルで本当に夫婦だという事も無きにしも非ずだが、それを理解するのは知人のみなので、やっぱり何も知らない周囲からすれば(以下略)。

 最近ではそのゲーム上のキャラ結婚がシステムに組み込まれているものもあり、結婚式とかやったり、夫婦固有のスキル等とある程度の特典もある。が、所詮はゲーム上の事である事に変わりは無く、そんなシステムあってもなくても…という人にとっては、やっぱり「寒い」「キモイ」以外の何者でもない。まぁこればっかりは個々の好き好きなので温かい目で見守るか、いっそ見なかった事にするのが一番平和的ではないでしょうか。

 こうして見ると、何だかリスキーな結婚。当人達がそれで楽しいならそれで良いじゃないの。と、今更弁護に回ってみる。

 結婚システムを実装しているゲームは(2004年11月8日現在)
 RagnarokOnline
 天上碑
 AppieOnline

 私は以上のゲームしか知らない。他にあるんかなぁ……こんな微妙なシステム実装してるゲームって……。


ごめ


 ごめんなさいの略。「おめでとう」にしろ「ありがとう」にしろ、こういった儀礼的な用語を略するのは礼儀に反する!!とか言う人がいるのだが、確かにそれ自体は正しいのだが、あまり他人にそれを強要するのはそれはそれでどうかと思う。

 「郷に入らば郷に従え」という言葉があるように、そこにはそこの暗黙の了解みたいなのがあるので、自分のスタイルを貫き通すのは結構だけど、時には妥協をしないと余計ないざこざを生む結果になるかもしれません。


こん


 挨拶。「こんにちは」、「こんばんは」の両方を兼ねた略語。ネットゲーのみなのかどうかは多分違う。