●SDガンダムGGENERATION−F(BANDAI)

 ジャンル:SLG
 ハード:PS
 評価点:8

 初代ガンダムからターンエーまで歴代ガンダムシリーズを網羅したガンダムファンには堪らないゲーム。TVで放送したものだけでなく、「08小隊」、「0080」、「0083」などのOVAや「ガンダムセンチネル」、「閃光のハサウェイ」などの小説版や「ガンダム外伝(SS版)」、「コロニーの落ちた地で(DC版)」といったゲームのみのストーリーだけではなく、コミックボンボンとかで連載されたストーリーまで入ってたりします。モビルスーツ(MS)・モビルアーマー(MA)もとてつもなく多彩で、ガンダムに少し詳しいくらいでは全く解らないようなMS・MAもかなりあります。
 各ストーリー毎にステージ構成されていて、ストーリーを選んでゲームを進めます。ストーリーは省略されている部分が結構あるものの、要所は押さえた作りになっているので、およその流れは掴めるようになっています。ガンダム世代には懐かしいシチュエーションが数多くあり、ムービーやキャラの会話を見ていると懐かしい気持ちになれたりします。
 シュミレーションゲームとしてはやや易しめだが、ゲーム序盤頃は自軍にロクな戦力が無いので結構苦労します。反対にゲームが進むにつれて、自然と強力な戦力が入ってきたりしてくると、簡単になってしまいます。また、MS・MAは経験を積むと強化されます。レベルが上がりきった兵器は進化させることができます(例:ガンダム→G−3ガンダムとか)。お気に入りの兵器はそのまま改造を繰り返す事で更に強力になります。ゲーム画面や流れは「スーパーロボット大戦シリーズ」の流れを汲んでいるので、スーパーロボット大戦と変わりは無いのですが、このゲームではキャラクターの能力はロボット大戦ほど極端には反映されないので、ロボット大戦と同じノリでやっていると結構痛い目に遭います。
 短所を挙げるとすれば、元々ある程度完成されたシステムの上に成立っているゲームなので遊びやすいのですが、ガンダムがあまり好きでない人間にはまず入り込めないゲームです。そういった意味ではこのゲームはガンダムファンの為のゲームなのでしょう。あと、改造による強化はあまりやりすぎると、どんな攻撃でもカンストするようになってしまうので、ゲームバランスを著しく損なってしまいます。
 なんだかんだ言っても、私もガンダム世代である。そしてガンダム好きだ。このゲームをやってるとそれを実感してしまう。センチメンタルグラフティ2をやっていた時期にも、よくこのゲームに逃避したものだ。だがセンチ関連のレビューは既に終わっているので、これで心置きなくこのゲームを堪能できるというものだ。

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ゲーム評